はじめてのハワイ①

数年前に海外旅行に行った。

かつて自分の大学の卒業式をサボってヨーロッパに行き、
ほぼ同じころに韓国旅行に行って以来の海外旅行だと思う。

今回の旅行先は、常夏の島ハワイ。

アロハ~、マハロ~。

というわけで、きょうから「ハワイ旅行記」を書こうと思う。

これからハワイに行かれる方々に参考にしていただければ幸いだ。

かと言って、ディープなハワイや穴場を知っているわけでもないのだが、
ガイドブックやフリーペーパーを信じて失敗しないようにしてほしい。

ガイドブックのレストラン情報は信用してはいけない。

なお、わたしは、サーファーではない。

ショッピングにも興味はない。

ブランド物を買いあさる日本人旅行客に冷たい視線を送りながら、
のんびり過ごすというのが今回の旅行の目的である。


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆ 


まず旅行の準備から。

① パスポート取得

② 国際免許証取得

③ 航空券(ネットで先にこれだけ予約)

④ ホテルの予約(後日ネットで探索)

⑤ ガイドブックを数冊購入


① パスポート

はじめての海外旅行だったわけではないが、
有効期限が切れていたのでこの手続きが必要だった。

平日の夜に申請に行ったので、待たされることもなく、スムーズに手続が終了。

パスポートの申請に行くなら平日夜がおすすめ。

② 国際免許証

レンタカーを借りるかもしれないと思っていちおう取ったのだが、
結局使わなかった。

④ ホテル

ハワイでのホテルをネットで探したが、どこも高額、予算オーバー。

「B&B」や「コンドミニアム」も考えたが、決して安くはない。

いろいろと探して迷った挙句、結局、Waikiki Sand Villa Hotelに予約。

なんと出発の前の日にやっとホテルを予約したという慌てぶり。

危うく宿なしになるところだった。

⑤ ガイドブック

ハワイではバスによく乗るので、バスの案内が出ている本は必需品。

ただし、わたしが用意した本は情報が不正確で、現地で何度も困ることになった。

おい出版社、ちゃんと正しい情報を載せなさい。

さて、いよいよはじめてのハワイ旅行である。


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


出発当日。

22:00のJAL。

トラブル・スキャンダルつづきのJALは避けたかったが、
信頼性の低い航空会社、アメリカ系の航空会社などを選択肢から消去すると、
JALしか残らなかった。

夜の便だと、準備に余裕ができるのでとてもよい。

出発当日の昼、税務署で確定申告を済ませ、
その後、急遽仕事が入ったためにスーツで仕事場に出かけた。

仕事を片付けてから成田空港へ。

まさかスーツ姿でハワイに行くことになるとは思いもしなかった。

成田空港内のレストランで夕食。

とにかく、まずい。

羽田空港はレストランがわりと充実しているのに、
どうして成田はこうもレベルが低いのだろうか?

空港警備の強化によって、液体類の持ち込みはできなくなった。

飲み物、シャンプーも持ち込むことはできない。

持っていくなら、手荷物には入れないこと。

ライターの持ち込みはOK。

さて、いよいよ搭乗。

恐怖の時間、飛行機怖い。

離陸する飛行機に向かって地上の整備士たちが笑顔で手を振るが、
あれがじつにイヤな光景である。

約6時間のフライト。

機内食が2度出た。

エコノミーは、窮屈で苦しい。

靴を脱いではみたものの、とくに足がむくんで苦しくなった。

眠ることもできない。

窓から外を見ると、まばゆいばかりの星空。

びっくりするほどの数の星。

まるで宇宙空間を漂っているみたいだ。

あと数時間でハワイに到着だ。


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


ここで両替について触れておこう。

わたしは成田空港でとりあえず5万円分をドルに両替した。

当時わたしはクレジットカードを持っていなかったため、
現金を用意しなければならなかったのである。

もしいま行ったとしたら、どうしているだろうか?

すべてケード決済できるとも限らないから、
若干の現金は準備するかもしれない。

当時の為替レートは、$1=約105円。

その後、急激に円高になっていくとは予想だにしなかった……。


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


ホノルル空港到着。

さて困った、右も左も分からない(上と下は分かる)。

まずは、長時間我慢していたタバコが吸いたい。

そこで、ハワイのタバコ事情を記しておこう。

喫煙者には大事な情報であろう。

ハワイでは、基本的に、建物内ではすべて禁煙だ。

空港、レストラン、ホテルなど、ほとんど禁煙である。

ただし、路上に灰皿や灰皿付のゴミ箱がところどころに設置されているので、
建物の外ならわりと自由に吸える。

しかも、喫煙者人口はわりといるので、灰皿のない場所であっても、
外で平気でぷかぷか吸っている人が多い。

ポイ捨ても多い。

ポイ捨ては感心しないので、携帯用灰皿を持っていくとよい。

ちなみにホテルだとタバコの吸える部屋もあるし、禁煙の部屋もある。

禁煙の部屋でもベランダなら吸ってもバレない(と思う)。

タバコは、あちこちのお店で売られているので、買うのは容易だ。

しかし、日本のタバコは「マイルド・セブン」くらいしかない。

アメリカのタバコはそこそこ揃っていたと思う。

ただし、アメリカでタバコを買うと日本円で600円とか700円とかしてしまう。

喫煙者は、日本からタバコを持っていくか、成田の免税店でタバコを買って行くとよい。

成田の免税店で買い物をするときには、
航空券を出せと言われるので、ご注意を。

(海外旅行に慣れているひとにとっては常識だろうが、知らないひともいるだろう)


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


さて、ホノルル空港に着いて、入国審査。

両手の指紋と顔写真を撮られる。

アメリカ人でないひとはすべて「潜在的犯罪者」、という扱いだ。

空港の外に出て、少し歩くと灰皿があったので、そこで一服。

さて、これからどうしよう……。

空港からホテルまでの移動手段は、主につぎの3つだ。

① 路線バス

② シャトルバス

③ タクシー


ツアー客は、旅行代理店が用意したバスに言われるがままに乗って行けばよい。

しかし、それではおもしろくない。

旅行の楽しみを奪われているのと同じだ。

個人で移動手段を考えるなら、上の3つになる。

① 路線バス

ハワイでは「The Bus」という路線バスが走っていて、頻繁に利用することになる。
しかし、ガイドブックによれば、大きなスーツケースを持っているひとは乗れない。
自分の膝に抱えられるだけの荷物しか持ち込めないという。

実際には、後日、スーツケースを持った乗客を見かけたので、
もしかしたら乗れるのかもしれない。

料金は$2。
注意が必要なのは、お釣りがもらえないということ。
このザ・バスに乗るときは、$2をきっちり用意しておかないといけない。

② シャトルバス

ホテルによっては、予約時にシャトルバスの予約も入れられ、
迎えに来てくれるみたい。
ほかにも、空港で客を乗せて、
各自のホテルにまわってくれるというシャトルバスがある。

③ タクシー

わたしは一度も利用しなかった。
いくら取られるか分からないし。

タクシーについては、日本と利用法が異なるので注意が必要だ。

ハワイでは、路上でタクシーを止めることが禁じられているらしい。
手を挙げて「ヘイ、タクシー!」と言えないのだ。

タクシーを利用するには、空港で止まっているのをつかまえるか、
レストランやホテルで呼んでもらうしかない。

 
わたしは結局、②のシャトルバスを利用することにした。

ただ、バス停らしき表示がいくつもあって、どこで待てばよいのかも分からない。

適当にベンチに座って待っていると、案内係のおねえさんに話しかけられた。

「バスに乗りたいのなら、こっちにいらっしゃい」と。

ほんとか? と少々警戒したが、親切に正しいバス停を教えてくれた。

海外では警戒心が高まってしまうものである。

バスがやってきて運転手が降りてきた。

荷物を収納してくれて、宿泊先のホテル名を聞かれる。

このシャトルバスは、乗客のホテルをそれぞれ順番にまわってくれるのである。

これで$9。

料金は車内で徴収される。

帰りに空港までこのバスを利用したいときは前もって予約するように、
と説明された。

路線バスに比べれば料金が高い気もするが、
ホテルの前まで連れて行ってくれるから、とても便利だと思う。

空港からわたしのホテルまでは、
数軒のホテルをまわって行ったので約40分程度かかったと思うが、
わりと近いな、という印象。

さあ、宿泊先の「Waikiki Sand Villa Hotel」に無事に到着。

これから4泊お世話になるホテルだ。

なかなか小奇麗なホテルだ。

ビーチにも歩いてすぐ行ける、決してわるくない立地だ。

吹き抜ける風が気持ちよい。


  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


ここで、チェックインに関するご注意を。

ハワイのホテルでは、ほとんどがチェックインの時間が15:00だと思う。

午前中に到着したわたしは、15:00まで部屋に入れない。

チェックインの手続はできるのだが。

この作業はわりとスムーズに進んだ。

もちろん会話は英語。

わたしは必死になってカタコトの英語を駆使する。

クレジット・カードを持っているひとは、手続がもっと簡単だろう。

わたしは持っていないので、少々面倒だった。

チェックインの際、$75ほどのデポジットを取られた。

これは、チェックアウトのときにちゃんと返してくれる。

15:00まで時間があるので、ホテルに荷物を預けた。

そして、いざ、ワイキキ・ビーチを散歩。

ちなみに、このときもまだわたしはスーツ姿である。

ふと自分の足を見ると、なにやら白いものがくっきりと見える。

野球のボール3個分くらいの大きさだ。

あれ?

よく見ると、ズボンが破けているではないか。

白く見えたのは、わたしの太ももであった。

太ももを露出して、わたしは税務署へ確定申告に行き、
仕事に行き、空港に行っていたのか……。

それにしても、職場では誰も指摘してくれなかった。

それとも飛行機のなかで破けたのか。

突如として猛烈な恥ずかしさを覚え、上着で破けたところを隠しながら散歩を続行。

おお、これが噂のワイキキ・ビーチか。

白砂と青空と海がうつくしい。

おお、向こうに見えるのは噂のダイヤモンド・ヘッドか。

勇壮だ。

散歩の途中、シェラトンやハイアットなど、有名豪華ホテルを横目でちらり。

なるほど、わたしが宿泊するホテルとは格がちがいそうだ。

どこを歩いていても、スーツ姿のひとはひとりもいない。

散歩をしたり、昼食をとったりして、時間をつぶす。

15:00を過ぎたので、ホテルにもどった。

部屋までは、ボーイが荷物を持って案内してくれた。

チップをボーイに渡す。

ボーイは満面の笑み。

ハワイでは、このチップというシステムが少し厄介だ。

部屋もなかなかキレイで、十分だった。

景色もわるくない。

目の前に運河が見える。

飛行機のなかでほとんど寝ることができなかったわたしは、
まだ外は明るいというのに猛烈な睡魔に襲われた。

夕食もとらず、この日は夕方に就寝。

おやすみなさい。









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