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zoom RSS 『生きてこそ』★★☆☆☆

<<   作成日時 : 2011/07/02 02:16   >>

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1972年10月12日のこと。

ウルグアイの青年たちと応援団を乗せた飛行機が、アンデス山中で消息を絶った。

ラグビーの遠征試合でチリに向かう途中のことだった。

飛行機が墜落し、連絡手段も断たれた。

乗客45人のうち、16人が生存していた、という実際に起きた話である。

しかし地獄はそこから72日間もつづくことになる。

捜索活動は打ち切られ、食料もとうに底をついていた。

では、生存者は何を食べて生き延びたのか?

遺体である。

生き延びるためなら人間を食べることも許されるか?

これはサンデル教授の「白熱教室」でもおなじみの問いだった。

映画はそのあたりの葛藤をほとんど描いておらず、
希望を失わない人間の偉大さにフォーカスを当てたつくりになっている。

そこが物足りないところ。

生存者たちはカトリックだったから、
生きるためなら何をしても許されるという考えは持たなかったようだ。

特典映像によると、実際の生存者たちは、こう述べている。

「これはいわば聖体拝領と同じだ」と。

その後、生存者たちは交流をつづけ、町のひとたちもあたたかく迎え入れてくれた。

しかし、誰ひとりとして「人肉食」について尋ねるひとはいないという。

原題 ALIVE

(監督フランク・マーシャル/1993年アメリカ)








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