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zoom RSS 最上敏樹『国連とアメリカ』(岩波新書)

<<   作成日時 : 2010/01/27 09:47   >>

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やや期待はずれの本だった。

とはいえ、読んではおかないといけない類の本ではある。

今回は、簡単にイラク戦争関連のみを簡潔に。

アメリカは、イラクを侵略するに当たって、声明を発表した。

 声明は最後に条件を突きつける。アメリカに開戦してほしくなければ「サダム・フセインと彼の息子たちは48時間以内にイラクを去らねばならない」、というものだった。これは安保理決議のどこからも引き出しえない要求であり、かつ、大量破壊兵器の廃棄という目的とは何の関連もない事柄である。(10頁)


ネット上では、「いま」の話題を追っかけがちになる。

しかしイラク戦争のことを「終わったこと」と思ってもらっては困る。

だからこうした問題を何度でも発信していく必要がある。

アメリカのイラク攻撃は、
彼ら自身のひねり出した口実にさえ誠実なものではなかった。

しかもいくつかの国はアメリカに忠実な僕のように従った。

しかも今回の場合、アメリカやイギリスや同盟国であるオーストラリアや日本の主張に従うなら、テロとの戦いとして「正しい」戦争だとの主張も込められている。そうして独自に判断された正しい戦争が次々と現れたなら、20世紀初頭以来の国際法の蓄積は粉々にされてしまうだろう。(12頁)


国際法をふみにじった国々、ひとびと。

それなのに、彼らは誰ひとりとして責任をとっていない。

宗教社会学者のロバート・ベラーが鋭く指摘するように、アメリカはこれまで戦争をするたびに敵に似てしまうという経験をくり返してきた……。無差別爆撃をするドイツと戦ったあげく広島・長崎に原爆を落としたのがその一例だが、同じことは「対テロ戦争」についても言えるだろう。(26−27頁)


ここにもうひとつの例を加えよう。

日本も、である。











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