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zoom RSS 『カルラのリスト』★★★☆☆

<<   作成日時 : 2008/08/11 22:51   >>

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旧ユーゴ内戦では、おぞましい残虐行為が数多く行なわれた。

民族浄化(エスニック・クレンジング)という名の大虐殺。

この残虐行為を指示・命令した者たちは、
国際刑事法廷で裁かれることになった。

主人公のカルラは、国際刑事法廷(ICC)の主任検察官である。

彼女は、旧ユーゴ国際戦犯法廷(ICTY)を担当している主任検察官であり、
戦争犯罪人の拘束・立件に懸命の努力をつづけていた。

これは、そのドキュメンタリー作品である。

この映画は、
指名手配中のクロアチア人の軍人が、
逃亡先のスペインで拘束された場面で終わっている。

しかし、指名手配中の大物カラジッチ(セルビア人指導者)は、
依然として逃亡中であった。

彼はスレブレニツァの大虐殺(民族浄化=エスニック・クレンジング)を指揮した
と言われている人物だ。

映画のなかでは、カラジッチの指名手配写真が映し出される。

ところが、先月(7月)末、そのカラジッチがとうとう拘束された。

 ボスニア紛争で大量殺人を命じたとして、集団殺害(ジェノサイド)などの罪で起訴されたセルビア人勢力指導者ラドバン・カラジッチ被告(63)が31日、当地にある国連の旧ユーゴスラビア国際法廷に初出廷した。罪状認否は避けたものの、「不当逮捕だ」などと強い不満を述べ、争う姿勢を示した。

 起訴状によると、カラジッチ被告は90年代前半、民族的対立から数千人のボスニア系住民の殺害や拷問、強姦(ごうかん)などを指揮し、人道に対する罪などに問われている。有罪なら終身刑がありうる。95年に起訴されたが、96年に公職を退いた後、訴追を避けるため姿をくらませていた。

 この日、被告は紺のスーツにネクタイ姿で入廷。7月21日にセルビア当局によって逮捕された際は白く長いひげを蓄えていたが、この日はさっぱりそり落とし、95年当時に似た髪形で現れた。

 被告はまず、検察側が新たな訴追をする可能性に触れて、「その内容をまず研究したい」と主張、罪状認否を留保した。自ら弁護するとして弁護人はつけず、「私がこれまでさまざまな危機的状況を自分の力で乗り越えてきたのと同じだ」と述べた。

 オランダ人のオリ判事に発言を促されると、訴追以降の境遇への不満をとうとうと述べ始め、「突然逮捕されハーグに連れてこられた」などと主張。制止されると、用意した4ページの書面を差し出した。

 さらに当時、和平協議調停役だったホルブルック米国務次官補との間に、引退すれば訴追されないとの取引があったと暴露した。

(「朝日新聞WEBサイト」より)

おそらくカルラをはじめとする検察官たちは、シャンパンで乾杯をしたであろう。

(監督マルセル・シュプバッハ/2006年スイス)











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