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zoom RSS 夏目漱石『坑夫』(新潮文庫)

<<   作成日時 : 2008/08/09 14:16   >>

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夏目漱石の本は、よく読まれていると思う。

『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『こころ』『三四郎』『それから』など。

どれも非常におもしろくて刺激的な作品ばかりだが、
この『坑夫』はあまり読まれていないようにも思われるのだが、どうだろうか。

ある日、主人公は、
「どてら」を着た「どてら」に声をかけられ、
ついその声に反応して、返事をしてしまう。

それがキッカケとなり、銅山で「坑夫」として働くことになる。

社会の底辺に位置づけられる「坑夫」。

過酷な労働に従事する「坑夫」。

南京虫に食われながらの睡眠。

格差社会が問題になっている現在、
『蟹工船』や『セメント樽の中の手紙』とあわせて、
この作品も読んでみるといい。

プロレタリア文学とは異なる方向性をもった作品である。

ところで、この作品の詳細なテクスト分析を行なっているのが、
小森陽一『出来事としての読むこと』(東京大学出版会)である。

あわせて読んでみると、「読み方」について大いに刺激を受けるだろう。

『坑夫』は、「朝日新聞」に連載されていた小説だった。

1908(明治41)年1月1日〜4月6日まで。

つまり、ちょうど100年前に書かれたものだった。













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