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zoom RSS 『ダイ・ハード4.0』★★★☆☆

<<   作成日時 : 2008/05/23 23:36   >>

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大人気シリーズ『ダイ・ハード』の最新作。

アクションはこれまで以上に派手になっている。

大画面で観るならそれなりに楽しめる。

ただ、これは『ダイ・ハード』なのだろうか?

『ダイ・ハード』シリーズならば、守らなければいけない「制約」があるはずだ。

その「制約」をいくつか挙げてみよう。

□ 事件は、クリスマスの日に起こらなければならない。
□ 主人公の妻が、事件に巻き込まれなければならない。
□ 夫婦仲は冷えきっているが、事件解決とともに仲直りをしなければならない。
□ 主人公ジョン・マクレーン刑事は、テロ事件に巻き込まれ、
  シーンの半ばでその不運を嘆く「泣き言」を吐かなければならない。
□ ジョン・マクレーンは、妻をテロリストから救わなければならない。
□ 事件の現場は、限定された空間で展開されなければならない。
□ エンディングは、クリスマス・ソング「Let It Sonw, Let It Snow, Let It Snow」で締めくくらなければならない。


なぜなら、こうした制約が
『ダイ・ハード』を『ダイ・ハード』たらしめている要因だからだ。

上記の「制約」は、すでに前作あたりから無視されるようになった。

しかし、これらの「制約」がなければ、『ダイ・ハード』でない。

わたしは途中、何度も、自分が観ているのは『ダイ・ハード4.0』ではなく、
『24』なのではないかという錯覚に陥った。

『24』シリーズがだんだんつまらなくなってきているとすれば、
やはりそれは『24』シリーズが守るべき「制約」を
無視しはじめているからだろう。

『ダイ・ハード』の第1作目がヒットしたのは、
主人公が高層ビルのなかをまるで「野ねずみ」みたいにちょろちょろ動き回って、
完全武装したテロリストたちを敵の武器を奪いながら
ひとりで倒していったからだろう。

都会のゲリラ戦法。

孤独なパルチザン。

これが『ダイ・ハード』成功の要因だったはずだ。

今回の作品は、主人公の名前が「ジョン・マクレーン」となっているだけで、
あとの「制約」は、ことごとく無視されている。

もうこれは『ダイ・ハード』ではない。
















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