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zoom RSS 『シッコ』★★★★☆

<<   作成日時 : 2008/05/12 16:43   >>

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マイケル・ムーア監督の最新作。

アメリカでは、公的医療保険制度をつくろうとすると、
「社会主義者」というレッテルを貼られるらしい。

公的医療保険制度を一度つくってしまうと、
どんどん社会主義に冒されてしまうぞ、と脅迫する。

国民に「恐怖」を煽って阻止するやり口は、
典型的なファシストの陳腐で幼稚な手法である。

しかも、そこで使われる論法は、
国民皆保険制度ができると、
医師を自由に選べなくなるとか、
好きなときに診察を受けることができなくなるとか、
そういう真っ赤なうそばかり。

そういえば、日本でも、
所得再分配の強化を主張すると、
たちまち「社会主義だ」などと言われることがある。

日本もアメリカも、その点では同じ。

ともあれ、保険会社って本当に悪党だな、と痛感する映画。

この程度のデマを信じてしまうひとがいるというのも驚きだが、
洗脳されている米国民を啓蒙しようとする狙いが、この作品にはある。

日本で国民皆保険制度がつくられたのは、1961年のことだ。

ということは、アメリカは日本よりも約50年も遅れていることになる。

日本より約50年も遅れているアメリカ。

なんでもアメリカがお手本だと思い込むのは、
もういい加減にやめた方がよい。

こうした他国の情報操作・デマは、外から見ると分かりやすい。

問題は、日本人自身も多くのデマに翻弄されていることに、
ほとんど気づいていないことだ。

こういう映画は日本にはないなと思うと、
それはそれでさみしい。

まだ観ていないひとは、ぜひ。

(監督マイケル・ムーア/2007年アメリカ)













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