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zoom RSS 『ダーウィンの悪夢』★★★☆☆

<<   作成日時 : 2008/01/20 23:07   >>

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タンザニアのビクトリア湖に放流された巨大肉食魚ナイルパーチ。

この外来魚は爆発的に数を増やしていき、重要な地元の産業となった。

他方、タンザニアは貧困、売春、エイズ、ストリートチルドレン、に苦しんでいた。

ナイルパーチは、EUおよび日本に輸出されているという。

この作品については、一部ネット上で批判が繰り広げられたらしい。

「監督の主観が入った作品だ」などと非難する声があるらしい。

わたしは、この作品をとくに優れたものだとは評価していない。

だが、『ダーウィンの悪夢』を批判する意見を見ると、
あらら、基本的なところで誤解があるのですね、と思わざるをえない。

『ダーウィンの悪夢』はドキュメンタリー作品なのに、監督の主観が入っている、
という批判は、批判になっていない。

というのも、ドキュメンタリーは「主観」が入るものなのだからだ。

「主観」の入らないドキュメンタリー作品など、この世に存在しない。

「監督の主観」であって当然なのである。

ドキュメンタリーでは、監督が出演者に演出することさえあるのである。

その意味で、「ドキュメンタリー」と「フィクション」を截然と区別できると思うのは、
じつは誤りである。

「このドキュメンタリー映画は監督の主観だ」という批判は、
「ぼく/わたしの望んだ撮り方をしてくれていない」と言っているにすぎない。

(監督フーベルト・ザウパー/2004年フランス・オーストリア・ベルギー)















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