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help リーダーに追加 RSS 函館・青森旅行(3)

<<   作成日時 : 2007/03/20 14:36   >>

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※今回の旅行の写真を掲載しています。
ブログ表紙の右下「アルバム」から入ると、スライドでご覧いただけます。


◆3月12日(月)

5:20 起床(この時刻だったと思う)

目覚めると、外は一面の雪景色(冒頭の写真は部屋から撮ったもの)。
いよいよ本格的に降ってきたという感じで、気分が盛り上がってくる。
前夜から降りはじめた雪が、ますます強まっている。

地元で生活している人にとっては大雪はたいへんであろうが、
わたしにとってはやっと冬の北国を実感できて、単純にはしゃいでいた。

フロントの人は、この時期にこんな雪が降るのははじめてだ、と言っていた。

このときのわたしは、この日がたいへんな1日になるであろうことをまだ知らなかった。

そして、朝風呂に入ったと思う。
何せ記憶がすでに不確かなもので……。

6:00 ホテルをチェック・アウト

予約してあったタクシーに乗り込み、函館駅へ。
もう「ホテル万惣」には来ることはあるまい。

ホテルで朝食がとれなかったので、朝市で早朝から海鮮丼を食べることにした。

タクシーの運転手に、おすすめの食堂を聞いてみた。
すると、「道南食堂」がよい、と教えてくれた。
よし、そこに行こう。

吹雪のなか、すでに市場は動き出していたが、観光客はいない。
お店のおじさん、おばさんたちに捕まり、蟹を買っていけとすすめられる。
適当にかわして、「道南食堂」を探す。

やや分かりにくい場所にあった。
外からは、開店しているのかどうか、よく分からない。
扉をあけると、すでに営業していた。
どこで情報を得たのか、5名ほどの若いギャルがそろって海鮮丼を食べていた。

店内は、有名人の色紙だらけ。
わたしの座った席の前には、電球に落書きがしてあった。
(おもしろいので写真を撮った、アルバムからご覧いただきたい)

わたしは、うに・いくらの「2色丼」を注文。
いやいや、ここのは量もたっぷりあって、よかった。
きのうの昼食もここにすればよかった。

道南食堂」……おすすめである。
【営業時間】 朝5:00〜昼13:00
【電話番号】 0138(22)3056

7:00 函館発(スーパー白鳥10号)
8:51 青森着
9:25 青森発(快速しもきた)→下北半島へ


ここ青森も、きょうは吹雪いている。

「快速しもきた」は、1両編成の小さな列車。
ボタンを押してドアをあける→乗車。
すると、乗客のおじさんに「ドアを閉めてください」と注意される。
閉めるのも自分でするのか。
車内の「閉」ボタンを押す。

空いている。
出発だ。

小さいわりにはけっこうスピードを出す。
吹雪で遠くを見渡すことはできないが、白い世界をひたすら走る。

この列車のおもしろいところは、いちばん前で景色を楽しめることだ。
ご説明しよう。

ふつうの列車は、運転席のうしろに立って、乗客は前方を見るかたちになる。
ところがこの列車は、運転手の横に立つことができる。
わたしがガラス窓に顔を近づけると、運転手よりも前に立っていることになるのだ。
(これも写真を掲載)
電車マニアにはたまらないだろうが、わたしはマニアではなかった。
それでも、しばらくそのまま立っていたくなるほどのよい眺めだ。

途中、時間調整(他の列車と待ち合わせのため)で停車。
ホームでぶるぶる寒さにふるえながらタバコを吸う。

11:00ころ 大湊着(「快速しもきた」の終点)

ひとつ手前の「下北」で下車する人が多かった。
そこからなら薬研などへ行くバスが出ているからであろう。

わたしは、大湊で降り、いかにこのあたりに何もないのかを見ようと思った。

駅員に聞いても、このへんは「な〜んにもありません」と言う。
冬なので、「恐山」にも行くことはできない。
とりあえずJRバス(周遊券で乗り放題!)に乗る。

しばらく行くと、海上自衛隊の基地があった。
大湊港は、原子力船「むつ」の母港だったこともあったようだ。
この日は雪景色でさみしさばかりが漂っていたが、
ほんとうは軍事と原子力の町なのかもしれない。

景色を楽しみ、そのままバスで駅に折り返した。

駅近くにラーメン屋があるというので、そこで昼食。
ラーメンと餃子とビールを注文。
味はさしてよくはないのだが、本州北の果てで食べていると思うと感慨深い。
身体も温まった。

駅に戻ると、雪と強風のため、「快速しもきた」は運休との知らせ。
JRバスの代行で、野辺地に向かうことになった。

15:45ころ 野辺地着

16:00すぎ 野辺地発(スーパー白鳥)→三沢へ


列車運休のために、わたしの予定がだいぶくるった。
遅れてでも、とりあえず目的の十和田市に行かなければならない。

16:20ころ 三沢着

ここから、十和田市観光電鉄に乗り換える。
見ると、どうやら車輌は東急電鉄のお古のようだ。
(これにはJRのフリーきっぷは使えない)

17:00ころ 十和田市駅着

トヨタレンタリースの人が迎えに来てくれて、いっしょに車に乗って、
駅から約5分ほどの十和田支店に行った。

手続きを済ませ、白の「ヴィッツ」を借りる。
わたしが目的地が「蔦温泉」であることを告げると、お店の人がものすごく心配した。
地元の人でもこんな吹雪の日は運転しない、と言うのだ。
ましてわたしの行こうとしているところは、八甲田山の麓、山のなかだ。
くれぐれも気をつけてください、と言っていた。

さあ、これから山道に入って、「蔦温泉」を目指すぞ。

17:20ころ トヨタレンタリース十和田市支店を出発

すでに日が沈み、周りは暗くなっていた。
わたしも不安になっていった。
山道に入っていくと道路は完全に真っ白、雪の上を走っている。
アスファルトはまったく見えない。

吹雪はますます強くなっていった。

はじめのうちは、前に車が走っていたので、そのあとをついていけばよかった。
しかし、どんどんほかの車はいなくなり、やがてわたしの車だけになった。

時折強い吹雪がおそう。
もう2〜3m前も見えない状態。
街路灯もなくなった。
外は真っ暗闇。
左側にかろうじてポールが数メートルおきに立っている。
これを頼りにしないと、どこまでが車道なのか、まったく見えない。
ここで崖下に落ちて死にたくない、と慎重に運転する。

くねくねと曲がる山道。
どのくらい走っただろうか。

うっすらと光が見えた。
目的の宿だ。
無事にたどり着くことができた、安堵。

19:00ころ 蔦温泉旅館に到着

山のなかの一軒宿。
木造の古いたたずまいで、ひじょうに趣がある。

本当は先に風呂に入りたかったのだが、時間が遅いということで、
先に食事。
うまい。
鴨鍋、刺身、十和田牛など、豪華な内容で、「ホテル万惣」とは大違い。
ここの食事には大満足だ。
宿の方の応対もとても感じがよい。

食後、ゆっくり入浴。
この時期の、しかも平日とあって、宿泊客は4組ほどしかいなかった。
だから、風呂はほとんど貸切状態。
じつにすばらしい。

部屋に戻って、部屋の灯りを消し、しばし窓からの景色を楽しんだ。
そして、22:30ころには深い眠りに落ちた。

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